動画でファンを作るためには「自己開示」が重要

この記事に書いてあること

●コンテンツ・ノウハウだけでは、お客さんをファンにすることはできない。

●動画で伝えるべき「自分らしさ」とは何か?

●でも、独りよがりな情報発信では、視聴者の心に届かない。

ファンになるきっかけは何?

山倉陽平

山倉:あなたが誰かのファンになる瞬間はどんな時ですか?好きなアーティストでも、セミナー講師でも、著者でも構いません。
「あーこの人、いいこと言うなー。他の本も読んでみたいな。」と感じる瞬間はどんな時でしょう?

つい先日、NHKの『スイッチインタビュー』という番組をyoutubeで見ていて、僕がファンになった人がいました。それはムロツヨシさん。

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(東洋経済オンラインより引用:https://toyokeizai.net/articles/-/215715)

実はそのインタビューを見るまでムロツヨシさんのこと、よく知りもしないで「あまり好きじゃないなー」と感じていたんです。
ちょっとフワフワした(悪くいうと胡散臭い)イメージから、「苦手かも」と。

でもインタビューで

「両親が喧嘩ばかりしていて、4歳の時に離婚した。」
「家族の喧嘩を止めるために、僕がおちゃらけるか、何か話をしていた。」
「僕がふざけていたら、家族は笑うか僕に怒るかだったから、その間は喧嘩が止まっていた。」
「親戚に預けられて育ったけど、それを自分が辛いと思っていたら、親戚の人たちもいい思いをしない。」
「迷惑をかけちゃいけないと思ったから、『辛くない』という自分を作り上げた」

というようなことをお話しされていました。

僕が感じていたムロさんの胡散臭さは、「周りへの気遣いから「嘘」をつき続けて作り上げられた人格なんだ」ということを知ってから、それまでの印象とは180度変わりました。

背景を知ると「好きになる理由」が増えていく

インタビューを見る前と、見た後ではムロツヨシさんに対する、僕のイメージが変わりました。それは「背景」を知ったから。

どんな人にも歴史があり、その人柄や人間性になった理由があると、僕は思っています。そしてその「背景」こそが人の心を動かす1番のポイント。

背景を知れば共感や理解が生まれ、さらにその人のことを知りたくなったり、距離を近づけたくなったりする。

『コンテンツ イズ キング』という言葉があるように、ビジネスで「集客」や「マーケティング」をするために『見込み客の悩みを解決するためのコンテンツを配信する』という鉄則があるのは事実です。僕自身もそのような動画をたくさん作っています。

しかしそれだけでは、ファンを作ることは難しい。何かしら感情が動く部分がないと、それ程、人を好きになることはないのではないかと思います。

「自己開示」は心の距離を縮める

ムロさんがインタビューでお話しされていたように、自分の過去や背景、重要な価値観をさらけ出すことを心理学で「自己開示」と呼びます。

「他の人が知らない特別な秘密を共有する」ことで短時間で距離を縮めたり、信頼関係を強めたりすることに効果があります。

この自己開示は使いどころがとても重要だと思います。いつでもどこでも「自分はこんな人間です」と話している人は、どこか周りから面倒がられたりしてしまいがち。時々、「実はこんなことがあってね。」「こんな風に考えるようになったのは、あるきっかけがあったからなんだ。」と場所とタイミングを見て、自分のことを発信することで、その効果はさらに高まるのではないでしょうか?

自分を満たすための自己開示では、気持ちは伝わらない

ノウハウやコンテンツ以外の情報発信で、自分のことを動画で伝えていく際に気をつけなくてはいけないこと。それは「自己承認欲求を満たすためにやらない」ということです。

情報発信をするときには、やはり「視聴者目線」もとても重要です。ただ、「自分はこんな過去がありました。大変でした。」というものでなく、「そこから何を学び、どう今に繋がっているのか」を伝えることで、視聴者の共感を呼びます。

あなたの素晴らしいストーリーに共感する、そしてそれによって救われる視聴者は必ずいます。ぜひ自分の価値観や思い、そしてそれがなぜ生まれたのか。何を学んだのかを動画で伝えて、たくさんのファンを獲得していただけると嬉しく思います。

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