基本の「型」を覚える大切さ

この記事に書いてあること

●上手くいく「農業ビジネスモデル」から学んだ上手くいくパターン

●「価格は自分で決める」「販売力・セールス力を持つ」ことが、他のとの差別化になる

●どの分野で自分の力を活かすかで、結果が出るスピードは変わる

●間違ったやり方を一生懸命やっても、間違った結果した生まれない

 

農業ビジネスから学ぶ「成功のための型」を覚える重要性

山倉陽平山倉:私の出身は新潟です。家の目の前は、2km四方くらいが田んぼに囲まれていて、いかにも「お米どころ新潟」といった風景に囲まれた場所。ウチは米農家ではないのですが、祖母は苺やスイカ、枝豆、トウモロコシなど様々な果物や野菜を作っていました。

最近、ご縁があって農業ビジネスに携わっています。まだこれから始まるのですが、それに向けて農業ビジネスについて勉強していたところ、農業ビジネスを軌道に乗せるための、「わかりやすいパターン」があることがわかりました。

一般的に農家さんのほとんどは、農協に作った農作物を出荷します。ここで1番課題になるのが、「農家さんが自分で価格を決められない」ということ。農協が決めた価格で、作った農作物を一括買取してくれます。

確かに農協の規定に沿って作った農作物を、卸した分だけ買い取ってくれるのは、ありがたいかもしれません。でも豊作の年は、たくさん市場に野菜が出回るので、価格が安くなる。高くなるときは、不作の時だから出荷量が確保できない。

また農協や市場に卸す場合は、店頭に並んだり、飲食店で提供されるまでに、いくつかの仲介業者が入りますよね。そこもやはり、農家さんの利益が減ってしまう要因でもあります。

朝から晩まで、天候に左右されながら農作物を作っている。もちろんどんな仕事でも、一生懸命取り組めば大変な面はありますが、農家さんの仕事はなかな大変。そして「それが儲けにつながらない」というのは、切実なものです。

 

そんなことを感じながら、農業ビジネスの本を読んでいると、うまくいっている人には、ほぼ決まったパターンの中で、ビジネスを展開していることがわかりました。それはこんな感じ。

①法人の契約農家

②産直か通販で、個人のお客様に直売する

③作った農産物を加工して、付加価値をつける

④「〇〇狩り」など、観光農園化する

農業のビジネスモデルを確立して、しっかり稼いでいる方々は、だいたいこのパターンに収まることに取り組んでいました。この4つの全てに共通していることが、2つあります。

 

「価格は自分で決める」「営業力・販売力を持つ」

山倉陽平山倉:さっき挙げた4つのパターンに、全て当てはまるのが「価格を自分で決める」と「営業・販売力が必要」という条件。農家さんが、それを2つに取り組むことで「成功する型」が手に入る。

通常の農業は農協に「販売」を全て代行してもらっているわけです。接客したり、集客したり、セールスしたりという手間をお願いしているので、自動的に利益率は低くなってしまいますよね。

ただ先ほど挙げた4つは、その点も全て自社でやっています。産直や通販をやる場合でも、ホームページやフェイスブックを使って、情報発信をする。飲食店やスーパーマーケットなどと、法人契約をする場合は、セールスや交渉をすることも多いでしょう。

また自分で販売するとなると、必然的に直売です。仲介業者を通さないで、直接お客様に販売するわけなので、その分の利益は自分に入っていきます。

そのような仕組みから、農業でしっかり稼げるビジネスモデルを築くためには、「自分で売る力」を身につける必要があることがわかります。そしてこれまでの「農協に卸す」ことがスタンダードな、日本の農業の形態から考えて、「自分で売る力」を持つと、他の多くの農家さんと大きく力の差が出ます。そこも大きなメリットに1つですよね。

例えばカフェをやる場合でも、服を売る場合でも、コンサルをする場合でも、その領域ではマーケティング力やセールス力を持っているのは当たり前。でもそれを農業に移した場合、その力が他との違いを生み出すことができる「強力な武器」になるわけなんです。

 

間違ったやり方で努力し続けても、いつまでも上手くいかない

山倉陽平山倉:知り合いの農家さんに聞いたところ、農協に卸していてもしっかり稼いでいる人もいるのだとか。でもそれにもやっぱり条件はあります。それは「とにかく大量に作ること」。そのためには広大な農地を持っている必要があります。そして「大規模な設備投資をして、できるだけ効率化すること」が必要なのだとか。

それってかなり限られた人したできないことですよね。代々農家をやっていて、良い農地や良い設備を持っている人に限られてしまいます。中小規模の農家さんが、急にその真似をすることはできないんです。

そう考えたらやっぱり、上手くいくパターンに習って、それを愚直にやり続けるしかない。それが成功への道に続いてる。

逆に考えたら、中小規模の農家さんが「農協に卸す」という販売パターンで、一生懸命頑張っても、稼げる範囲は決まってしまいます。手をかけてとても美味しい野菜を作ったとしても、農協に卸すのであれば、価格は他の農家さんと作った「まあまあの味の野菜」と同じ。それではどれだけ努力したとしても、それは報われなくなってしまう。

しっかりと「上手くいく型」を知った上で、それに向かって正しい努力を重ねることが必要なのだと、改めて感じました。

農業に限らず、「上手くいく型」は決まってる。上手くいっている人たちをよーく観察して、自分にあったパターンを真似てみる。その中で自分独自の強みを見つけて、それを磨いていく。

そんな地道な積み重ねが、成長とか、楽しい思いに繋がっていくと感じています。

 

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